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理由で解く 看護師国試
頻回の嘔吐では胃液(塩酸=H⁺・Cl⁻)を大量に失うため、代謝性アルカローシスをきたしやすい。
胃液には胃酸(塩酸)が多量に含まれ、嘔吐によって水素イオン〈H⁺〉と塩化物イオン〈Cl⁻〉が体外へ失われる。血中のH⁺が減少すると体液は塩基性に傾き、代謝性アルカローシスが生じる。さらに嘔吐は脱水・低カリウム血症・低クロール血症も伴い、これらがアルカローシスを増強・遷延させる。体液を喪失するため体重は減少し、酸の喪失で血尿や低体温が直接生じるわけではない。
| 喪失部位 | 失う主な成分 | 酸塩基異常 |
|---|---|---|
| 嘔吐(胃液) | H⁺・Cl⁻・K⁺ | 代謝性アルカローシス |
| 下痢(腸液) | HCO₃⁻・K⁺ | 代謝性アシドーシス |
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