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理由で解く 看護師国試

Q107A008 老年看護学

出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問8
問題
老年期の身体的な特徴はどれか。
選択肢
1 総水分量が増加する。
2 胸腺の重量が増加する。
3 嗅覚の閾値が低下する。
4 高音域における聴力が低下する。
解答
正解4(高音域における聴力が低下する。)
解説

加齢に伴い内耳の有毛細胞が高音域から障害され、高音域の聴力が低下する(老人性難聴)。

加齢による感覚器の変化として、高音域から聴力が低下する老人性難聴が典型的である。他の項目は逆方向の変化:体内総水分量は加齢で減少(脱水を起こしやすい)、胸腺は思春期以降退縮して重量が減少、感覚の閾値はむしろ上昇(=感度が低下)する。「嗅覚の閾値が低下する」は感度が鋭くなる意味になり誤り。

✗ 1. 誤り
総水分量が増加する。
加齢で細胞内水分が減り総水分量は減少するため誤り
✗ 2. 誤り
胸腺の重量が増加する。
胸腺は加齢で退縮し重量は減少する
✗ 3. 誤り
嗅覚の閾値が低下する。
閾値低下は感度上昇を意味し、実際は嗅覚が鈍る(閾値上昇)ため誤り
✓ 4. 正しい
高音域における聴力が低下する。
老人性難聴の特徴で正しい
ポイント
  • 老人性難聴は高音域から低下
  • 加齢で総水分量は減少(脱水傾向)
  • 胸腺は退縮、感覚閾値は上昇(感度低下)
比較表
老年期の主な身体的変化
項目加齢による変化
聴力高音域から低下(老人性難聴)
体内総水分量減少(脱水を起こしやすい)
胸腺退縮し重量減少
感覚閾値上昇(感度低下)
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