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理由で解く 看護師国試

Q106P102 母性看護学

出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問102
問題
Aさん(24歳、初産婦、会社員)は、現在、両親と妹の4人で暮らしている。パートナー(24歳、会社員)と結婚する予定である。Aさんは、妊娠8週の妊婦健康診査で「朝起きると気持ちが悪くあまり食べられません。台所から食べ物の匂いがするだけで吐き気がします」と話している。
Aさんは、妊娠23週に結婚し、パートナーの家に転居した。翌週の妊婦健康診査で、Aさんは「最近は、結婚や引っ越しで忙しかったです。これから新しい環境に慣れていきたいと思っています」と話した。妊娠経過は順調である。このときに看護師がAさんに対して説明する内容で優先度が高いのはどれか。
選択肢
1 保育所の選択
2 乳房の手入れ
3 側臥位での睡眠
4 妊婦健康診査の受診頻度
解答
正解4(妊婦健康診査の受診頻度)
解説

妊娠24週以降は健診間隔が2週に1回へ短縮するため、転居直後のこの時期は受診頻度の説明が優先度が高い。

Aさんは妊娠24週(23週の翌週)で転居した直後である。妊婦健康診査は妊娠23週までは4週に1回、24〜35週は2週に1回、36週以降は1週に1回が標準で、ちょうど受診間隔が短くなる時期にあたる。転居で受診施設や生活環境が変わる可能性もあるため、定期健診を継続できるよう受診頻度を説明することが優先度が高い。保育所選択や乳房の手入れは後期以降、側臥位睡眠(シムス位など)も後期の指導であり、この時点では優先されない。

✗ 1. 誤り
保育所の選択
出産後の育児準備であり、妊娠中期のこの時点では優先度が低い
✗ 2. 誤り
乳房の手入れ
授乳準備は妊娠後期に行う指導で、この時期は優先度が低い
✗ 3. 誤り
側臥位での睡眠
仰臥位低血圧症候群を避ける側臥位指導は主に妊娠後期に必要
✓ 4. 正しい
妊婦健康診査の受診頻度
24週以降は2週に1回へと間隔が変わり、転居直後で受診継続の説明が必要なため優先度が高い
ポイント
  • 妊婦健診間隔:〜23週は4週毎、24〜35週は2週毎、36週〜は1週毎
  • 転居時は受診施設の確保と定期受診継続の支援が重要
  • 各指導の優先度は妊娠時期に応じて判断する
比較表
妊婦健康診査の標準的な受診間隔
妊娠週数受診間隔
初期〜23週4週間に1回
24〜35週2週間に1回
36週〜分娩1週間に1回
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