学習トップ理由で解く 看護師国試第4章 ▸ 一般 / Q106P061

理由で解く 看護師国試

Q106P061 基礎看護学

出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問61
問題
医療の標準化を目的に活用されているのはどれか。
選択肢
1 コーピング
2 クリニカルパス
3 エンパワメント
4 コンサルテーション
解答
正解2(クリニカルパス)
解説

クリニカルパスは、疾患・治療ごとに標準的な検査・治療・看護・退院までの予定を時系列で示し、医療の標準化と質の均てん化を図るツール。

クリニカルパス(クリティカルパス)は、特定の疾患・手術について入院から退院までの標準的な診療・看護・検査・処置の計画を時間軸に沿って一覧化したもので、医療の標準化・在院日数の適正化・チーム連携・患者への説明(インフォームド・コンセント)に活用される。標準から外れる事象(バリアンス)を分析することで医療の質改善にもつながる。他の選択肢は、ストレス対処・力の回復・専門家への相談といった概念で、医療の標準化を目的とするものではない。

✗ 1. 誤り
コーピング
ストレスに対処するための認知・行動的な方略。医療の標準化とは無関係
✓ 2. 正しい
クリニカルパス
標準的な診療・看護計画を時系列で示し医療の標準化を図るツール
✗ 3. 誤り
エンパワメント
本人が本来もつ力を引き出し主体性を高める支援の概念。標準化の手段ではない
✗ 4. 誤り
コンサルテーション
専門家に助言・相談を求めること。標準化を目的とするものではない
ポイント
  • クリニカルパス=標準的診療計画の時系列一覧
  • 目的:医療の標準化・在院日数適正化・チーム連携
  • 標準からの逸脱=バリアンスとして質改善に活用
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