学習トップ理由で解く 看護師国試第8章 ▸ 一般 / Q106P051

理由で解く 看護師国試

Q106P051 母性看護学

出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問51
問題
外性器異常が疑われた新生児の親への対応として適切なのはどれか。
選択肢
1 出生直後に性別を伝える。
2 内性器には異常がないことを伝える。
3 出生直後に母児の早期接触を行わない。
4 出生届は性別保留で提出できることを説明する。
解答
正解4(出生届は性別保留で提出できることを説明する。)
解説

外性器の外観だけで性別を断定せず、精査で医学的性別を確認するまでは、出生届を性別保留で提出できることを説明するのが適切である。

性分化疾患(外性器異常)が疑われる場合、外性器の外観のみで性別を判断すると誤った性別割り当てにつながる。染色体検査・内性器や性腺・ホルモンの評価など専門的な精査で医学的性別を確定してから性別を決定・登録するのが原則で、そのため出生届は性別を保留したまま提出できる(後日追完可能)ことを親に説明するのが適切である。安易な性別の告知や、内性器の異常の有無を確認前に断定すること、母子の早期接触を妨げる対応はいずれも不適切である。

✗ 1. 誤り
出生直後に性別を伝える。
精査前に外観のみで断定すると誤った性別割り当てになりうる
✗ 2. 誤り
内性器には異常がないことを伝える。
内性器・性腺は未評価であり、異常がないと断定できない
✗ 3. 誤り
出生直後に母児の早期接触を行わない。
早期接触・愛着形成を妨げる合理的理由はなく親子関係支援に反する
✓ 4. 正しい
出生届は性別保留で提出できることを説明する。
精査で性別を確定するまで性別を保留して届出でき、正しい説明
ポイント
  • 外性器の外観だけで性別を断定しない
  • 染色体・性腺・ホルモン等の精査で医学的性別を確定
  • 出生届は性別保留で提出可能(後日追完)
  • 母子の早期接触・愛着形成は妨げない
比較表
性分化疾患が疑われる新生児への対応
対応適否
精査前に性別を告知不適切
未評価で内性器正常と断定不適切
早期母子接触を控える不適切
出生届の性別保留を説明適切
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