学習トップ理由で解く 看護師国試第4章 ▸ 一般 / Q106P034

理由で解く 看護師国試

Q106P034 基礎看護学

出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問34
問題
車椅子による移送で適切なのはどれか。
選択肢
1 エレベーターの中で方向転換する。
2 急な下り坂では前向きに車椅子を進める。
3 ティッピングレバーを踏み、段差を乗り越える。
4 移乗する前にフットレスト〈足のせ台〉を下げる。
解答
正解3(ティッピングレバーを踏み、段差を乗り越える。)
解説

段差を越えるときは介助者がティッピングレバーを踏んでキャスター(前輪)を持ち上げる。これが正しい段差越えの基本操作。

車椅子で段差を越える際は、ティッピングレバー(後輪付近の突起)を足で踏み込みながらグリップを押し下げてキャスターを浮かせ、段の上に前輪を乗せてから後輪を進める。エレベーター内での方向転換は狭く危険なため、後ろ向きに入って前向きに出るのが原則で車内では転換しない。急な下り坂は前向きだと利用者が前方へ転落する危険があるため後ろ向き(介助者が先に下りる)で進める。フットレストは移乗時に足がぶつからないよう事前に上げる(跳ね上げる・外す)ものである。

✗ 1. 誤り
エレベーターの中で方向転換する。
狭所での転換は危険。後ろ向きで入り前向きで出るのが原則で車内では回さない
✗ 2. 誤り
急な下り坂では前向きに車椅子を進める。
利用者が前方へ転落する危険がある。後ろ向きで下るのが安全
✓ 3. 正しい
ティッピングレバーを踏み、段差を乗り越える。
キャスターを持ち上げる正しい段差越えの操作
✗ 4. 誤り
移乗する前にフットレスト〈足のせ台〉を下げる。
移乗時は足がぶつからないよう上げる(外す)。下げるのは誤り
ポイント
  • 段差越え=ティッピングレバーを踏んでキャスターを上げる
  • 下り坂は後ろ向きで進む
  • エレベーターは後ろ向きで入り前向きで出る
  • 移乗時はフットレストを上げる
比較表
車椅子移送の基本操作
場面適切な操作
段差を上げるティッピングレバーを踏みキャスターを持ち上げる
急な下り坂後ろ向きで介助者が先に下りる
エレベーター後ろ向きで入り前向きで出る
移乗時フットレストを上げ、ブレーキをかける
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 看護師国試
App Store入手