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理由で解く 看護師国試

Q106P005 基礎看護学

出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問5
問題
国際看護師協会〈ICN〉による看護師の倫理綱領における看護師の基本的責任はどれか。
選択肢
1 疾病の回復
2 医師の補助
3 苦痛の緩和
4 薬剤の投与
解答
正解3(苦痛の緩和)
解説

ICN看護師の倫理綱領は、看護師の基本的責任を「健康の増進・疾病の予防・健康の回復・苦痛の緩和」の4つとしている。

国際看護師協会〈ICN〉の看護師の倫理綱領では、看護師には4つの基本的責任があるとされる。すなわち『健康を増進すること、疾病を予防すること、健康を回復すること、苦痛を緩和すること』である。選択肢のうちこの4つに含まれるのは『苦痛の緩和』である。『疾病の回復』ではなく『健康の回復』が正しい表現である点に注意する。医師の補助や薬剤の投与は診療の補助行為であって、倫理綱領が掲げる基本的責任そのものではない。

✗ 1. 誤り
疾病の回復
綱領で示されるのは『健康の回復』であり、『疾病の回復』という表現は不適切
✗ 2. 誤り
医師の補助
診療の補助に関わる業務であり、倫理綱領の基本的責任には含まれない
✓ 3. 正しい
苦痛の緩和
ICN倫理綱領が掲げる4つの基本的責任の一つ
✗ 4. 誤り
薬剤の投与
具体的な看護行為の一つにすぎず、基本的責任として示されるものではない
ポイント
  • ICN倫理綱領の基本的責任=健康増進・疾病予防・健康回復・苦痛緩和
  • 『健康の回復』であり『疾病の回復』ではない
  • 医師の補助・薬剤投与は基本的責任ではない
比較表
ICN看護師の倫理綱領における4つの基本的責任
基本的責任内容
健康の増進人々の健康を高める
疾病の予防病気を未然に防ぐ
健康の回復健康を取り戻す支援
苦痛の緩和苦しみをやわらげる
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