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理由で解く 看護師国試

Q106P080 基礎看護学

出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問80
問題
患者の自立支援で適切なのはどれか。2つ選べ。
選択肢
1 不足している知識を補う。
2 発病前の生活習慣を尊重する。
3 支援目標を看護師があらかじめ定める。
4 できないことに焦点を当てて行動を修正する。
5 支援者である看護師が上位の関係が望ましい。
解答
正解1(不足している知識を補う。)、2(発病前の生活習慣を尊重する。)
解説

自立支援は患者が主体的に自己決定・セルフケアできるよう援助すること。知識の補完と患者のこれまでの生活習慣の尊重が基本となる。

自立支援とは、患者が自分の力で意思決定し生活を営めるよう、看護師が対等な立場で援助する営みである。患者に不足している知識・情報を補うことで自己決定を助け、発病前からの生活習慣や価値観を尊重することで、患者自身が実行可能で継続しやすい方法を選べるようにする。支援目標は患者と共有して立てるべきで看護師が一方的に定めるものではなく、できることに焦点を当てて強みを伸ばす視点が重要である。また支援関係は上下ではなくパートナーシップ(対等)が望ましい。

✓ 1. 正しい
不足している知識を補う。
正しい知識・情報の提供は患者の自己決定と自立を支える
✓ 2. 正しい
発病前の生活習慣を尊重する。
本人の生活背景・価値観を尊重することで継続可能な自立を支援できる
✗ 3. 誤り
支援目標を看護師があらかじめ定める。
目標は患者と協働して設定すべきで、一方的決定は自立を妨げる
✗ 4. 誤り
できないことに焦点を当てて行動を修正する。
できる力(強み)に着目する方が自立を促す
✗ 5. 誤り
支援者である看護師が上位の関係が望ましい。
対等なパートナーシップが望ましく、上下関係は不適切
ポイント
  • 自立支援は患者の自己決定を尊重する
  • 看護師と患者は対等なパートナーシップ
  • できないことより強み(できること)に着目する
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