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理由で解く 看護師国試
重度のやせ(BMI約14.5)の摂食障害患者では、入院直後の栄養再開に伴う再栄養症候群による浮腫と、飢餓の反動としての過食・排出行動の出現に注意する。
Aさんは身長160cm・体重37kg(BMI約14.5)と著明なやせがある。低栄養状態から急に栄養を再開すると、体液貯留や低リン血症などによる再栄養症候群〈refeeding syndrome〉が起こり、浮腫や心不全を招くため浮腫の程度の観察が重要となる。低栄養が続くこと自体でも低アルブミン血症による浮腫がみられることがあり、浮腫は栄養状態と再栄養の両面から評価する。飢餓状態では体温・血圧・脈拍が下がり、月経が止まり、便秘や皮膚の乾燥もみられるため、全身の観察をあわせて行う。また神経性やせ症では飢餓の反動やストレスから過食(むちゃ食い)と自己誘発性嘔吐などの排出行動が出現しやすく、体重や電解質に影響するため過食の有無を観察する。神経性やせ症の患者は活動量が『低下』するのではなくむしろ過活動(やせるための過剰な運動)を示す点が特徴で、観察の焦点がずれる選択肢である。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発症状況 | 長期低栄養後に急速に栄養(特に糖質)を再開したとき |
| 電解質異常 | 低リン血症・低カリウム血症・低マグネシウム血症 |
| 身体徴候 | 浮腫・心不全・不整脈・意識障害 |
| 予防 | 少量から段階的に栄養を増量し電解質をモニタリング |
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