
この図の解説
図は足の骨を背側から見たもので、足根骨を横切る2本の切断線が示されている。後方の線がショパール関節(横足根関節)、前方の線がリスフラン関節(足根中足関節)である。ショパール関節は距踵舟関節と踵立方関節が横に並んだものを一括した名称で、距骨・舟状骨・踵骨・立方骨のレベルを通る。一方リスフラン関節は、遠位足根骨である内側・中間・外側の3つの楔状骨と立方骨が、中足骨と向き合う位置にできる。楔状骨は第1〜3中足骨、立方骨は第4・5中足骨と関節する点を図の並びで確認したい。どちらも外科的な足の切断(横断)部位として臨床上重要である。概念図の升目で「どの骨とどの骨の間か」を対応させると位置関係が整理しやすい。
学習の要点
- ショパール関節(横足根関節)=距踵舟関節+踵立方関節。リスフラン関節=足根中足関節。いずれも足の切断部位。
- 覚え方のコツ: 近位のショパールは「距踵舟+踵立方」、遠位のリスフランは「楔状骨・立方骨と中足骨」。ショ→パ→リの順で後ろから前へ。
- 関連知識: 足根骨は7個で、近位2骨(距骨・踵骨)と遠位5骨(舟状骨・内側/中間/外側楔状骨・立方骨)。距骨は足関節に関わる唯一の足根骨。
- よくある間違い: リスフラン関節を「楔状骨だけ」と覚えると誤り。第4・5中足骨は立方骨と関節する。
- 臨床応用: リスフラン関節は捻挫や脱臼骨折(リスフラン損傷)の好発部位で、スポーツ外傷や交通外傷で問題となる。
比較表
確認問題(その場で確認・記録には残りません)
距踵舟関節は、距骨・踵骨・( )の3骨の間にできる複関節である。空欄に入る骨は何か。
答えを見る
答え: 舟状骨
※ 確認問題はその場の理解確認用で、復習スケジュール(FSRS)には記録されません。