
この図の解説
脊柱を連結する主な靱帯を、矢状断と3方向の面から示す図。前縦靱帯は椎体の前面を、後縦靱帯は椎体の後面(脊柱管の前面)を上下に連結する。黄色靱帯は上下の椎弓の間(脊柱管の後面)を結び弾性線維に富む(前かがみで伸びるため前屈の可動域が大きい)。棘間靱帯は上下の棘突起の間を、棘上靱帯は棘突起の後端を連ねる。下段は椎体前面(前縦靱帯・放線状肋骨頭靱帯・上肋横突靱帯)、椎体後面=脊柱管前面(後縦靱帯)、椎弓内側面=脊柱管後面(黄色靱帯)の3面を示す。
学習の要点
- 前縦靱帯=椎体前面、後縦靱帯=椎体後面(脊柱管前面)を連結。後縦靱帯は椎間円板の後方脱出をある程度抑える。
- 黄色靱帯は上下の椎弓間(脊柱管後面)を連結し弾性線維に富む。加齢で肥厚すると脊柱管狭窄の原因になる。
- 棘間靱帯は棘突起の間、棘上靱帯は棘突起の後面を連ねる。項部では項靱帯として発達する。
- 前屈(前かがみ)では黄色靱帯・棘間・棘上靱帯が伸びる。脊柱の可動は前屈で大きい。
- 胸椎では放線状肋骨頭靱帯・肋横突靱帯が肋骨と椎骨を結び、胸郭の連結を補強する。
確認問題(その場で確認・記録には残りません)
椎体の後面(脊柱管の前面)を上下に連結する靱帯は?
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答え: 後縦靱帯
上下の椎弓間(脊柱管の後面)を連結し、弾性線維に富む靱帯は?
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答え: 黄色靱帯
黄色靱帯が加齢で肥厚すると起こりうる病態は?
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答え: 脊柱管狭窄
※ 確認問題はその場の理解確認用で、復習スケジュール(FSRS)には記録されません。