学習トップ / 理由で解く 解剖学 / 第8章 ▸ I. 脳神経 / Q0605
理由で解く 解剖学
この表は12対の脳神経を、脳から出る位置の順に上から並べたものである。左端の色帯に注目すると、I嗅神経は大脳、II視神経は間脳、III・IVは中脳、V〜VIIIは橋、IX〜XIIは延髄と、出る場所が頭側から尾側へ整然と並ぶ。各行の右側には「機能の種類(運動・感覚・副交感)」「核」「通り抜ける頭蓋の孔」「支配先」が矢印でつながって書かれている。まず縦に見て純感覚性(I・II・VIII)、純運動性(IV・VI・XI・XII)、副交感を含むもの(III・VII・IX・X)を色分け感覚でつかみ、次に横に見て「どの核から出てどの孔を通りどこへ行くか」を追うと、一枚で脳神経の全体像が復習できる。上眼窩裂を通る神経(III・IV・VI・V₁)、頸静脈孔を通る神経(IX・X・XI)がまとまっている点も読み取りたい。
この図は末梢神経の途中でふくらむ「神経節」を、感覚神経節と自律神経節に大別して一覧化したものである。上段の感覚神経節の列を上から追うと、脊髄神経節(脊髄後根)に始まり、三叉神経節・膝神経節・前庭神経節・ラセン神経節、そして舌咽神経と迷走神経が共有する上神経節・下神経節が並ぶ。ここで注目すべきは「求心性神経」「位置」「入力する神経核」の三列で、感覚神経節の細胞体はいずれも一次求心性ニューロンであり、その中枢突起が特定の神経核(体性感覚は後角・後索核や三叉神経核、味覚・内臓感覚は孤束核、聴覚・平衡覚は蝸牛神経核・前庭神経核)へ入る点を読み取る。下段の自律神経節では交感(脊椎傍・椎前)と副交感(毛様体・翼口蓋・顎下・耳・壁内)に分かれ、「節前線維の起始」と「節後線維の支配」の対応こそが暗記の核心となる。図を器官名でたどると、節前核と標的器官の一対一関係が浮かび上がる。
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