学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / リハビリテーション医学 ▸ §6 リハビリテーション医学と関連職種 / QJ33P017
理由で解く 柔道整復師
高次脳機能障害のリハビリテーションで訓練を直接担うのは、作業療法士と心理職である。選択肢のなかでは作業療法士と臨床心理士の2つが該当する。
高次脳機能障害への支援は多職種のチームで行われるが、職種ごとに担当する場面が異なる。認知機能そのものへの働きかけと、それを生活動作や仕事に結びつける訓練は作業療法士が中心に担い、失語や記憶の訓練は言語聴覚士が受け持つ。心理職は神経心理学的検査で障害の輪郭を数値として描き出し、その結果をもとに認知リハビリテーションを組み立て、本人や家族の心理的支援にもあたる。一方、社会福祉士は制度や社会資源をつなぐ相談援助、介護福祉士は日常生活の介護という位置づけで、いずれもチームに欠かせないが訓練の実施者ではない。「誰が訓練を組み立てて実施するか」という視点で読むと整理しやすい。
| 職種 | 資格の種別 | 高次脳機能障害での主な役割 | 訓練の実施 |
|---|---|---|---|
| 作業療法士 | 国家資格 | 認知機能訓練、ADL・IADL訓練、職業前訓練 | 担う |
| 臨床心理士(現在は公認心理師) | 臨床心理士は民間資格、公認心理師は国家資格 | 神経心理学的検査、認知リハビリテーション、心理的支援 | 担う |
| 言語聴覚士 | 国家資格 | 失語・記憶・注意などの訓練、摂食嚥下 | 担う(本設問の選択肢にはない) |
| 社会福祉士 | 国家資格 | 制度・社会資源の調整、復職支援の相談援助 | 担当外 |
| 介護福祉士 | 国家資格 | 日常生活の介護、介護方法の助言 | 担当外 |
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