学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §11 骨の生理 / QJ31A094
理由で解く 柔道整復師
エストロゲンは破骨細胞の働きを抑えて骨吸収にブレーキをかける。閉経でこれが失われると骨吸収が骨形成を上回る。
骨は破骨細胞による吸収と骨芽細胞による形成を繰り返して絶えず入れ替わっている。エストロゲンは骨芽細胞が出すRANKLを減らし、その働きを打ち消すオステオプロテゲリンを増やすことで破骨細胞の分化を抑え、さらに破骨細胞のアポトーシスを促す。全体として骨吸収が抑えられる方向に働くため、閉経後にエストロゲンが急減すると吸収が形成を上回り、閉経後骨粗鬆症をきたす。骨吸収を抑えるホルモンとしては、甲状腺の傍濾胞細胞から出るカルシトニンも合わせて押さえておくとよい。
| ホルモン | 骨吸収への影響 | 血中Ca濃度 |
|---|---|---|
| エストロゲン | 抑制 | 大きな変動はない |
| カルシトニン | 抑制 | 低下 |
| 副甲状腺ホルモン | 促進 | 上昇 |
| コルチゾール | 促進(骨形成は抑制) | 大きな変動はない |
| 甲状腺ホルモン | 代謝回転を亢進、過剰で骨量減少 | 過剰時にやや上昇 |
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