学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §12 コーレス(Colles)骨折の固定 / QJ31A010
理由で解く 柔道整復師
Colles骨折の固定肢位は、手関節軽度屈曲(掌屈)・軽度尺屈位。転位方向と反対に保持するのが原則。
Colles骨折は手関節伸展位で手をついて受傷し、遠位骨片が背側・橈側へ転位して短縮する。整復位を保つには転位と反対方向、すなわち手関節を軽度掌屈・軽度尺屈、前腕回内位に置く。ただし強い掌屈・尺屈位(いわゆるCotton-Loder肢位)で固定すると手根管内圧が高まり、正中神経障害や手指の拘縮を招くため、あくまで「軽度」にとどめることが重要である。固定中は手指の自動運動を続けさせ、しびれ・強い腫脹・疼痛の増強があれば速やかに固定状態を確認して調整する。
| 項目 | Colles骨折 | Smith骨折 |
|---|---|---|
| 受傷肢位 | 手関節伸展位で手をつく | 手関節屈曲位で手をつく |
| 遠位骨片の転位 | 背側・橈側+短縮 | 掌側 |
| 外観 | フォーク状変形 | 逆フォーク状(garden spade)変形 |
| 固定肢位 | 軽度掌屈・軽度尺屈 | 軽度背屈 |
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