学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 衛生学・公衆衛生学 ▸ §2 公衆衛生 / QJ30P003
理由で解く 柔道整復師
介入研究は、研究者が要因の有無を無作為に割り付けられるため、因果関係を最も強く示すことができる。正答は1。
エビデンスレベルとは、その研究デザインが因果関係をどれだけ確からしく示せるかの序列である。上位から、システマティックレビュー・メタアナリシス>介入研究(無作為化比較試験)>コホート研究>症例対照研究>横断研究>症例報告・症例集積>専門家の意見、という順に並ぶ。介入研究が上位に来る理由は無作為割り付けにあり、対象者をくじ引きのように振り分けることで、年齢や生活習慣といった既知の交絡因子だけでなく、測定していない未知の交絡因子まで両群に均等に散らばることが期待できる。観察研究では割り付けができないため、結果に差が出ても交絡による見かけの関連を完全には否定しきれない。本問の選択肢の中では介入研究が最上位となる。
| 研究デザイン | 比較群 | 時間の向き | 主な指標 | エビデンス |
|---|---|---|---|---|
| 介入研究(無作為化比較試験・RCT) | あり(無作為割付) | 前向き | 相対危険度、リスク差 | 最も高い |
| コホート研究 | あり(曝露で分ける) | 前向き | 相対危険度、寄与危険度、罹患率 | 高い |
| 症例対照研究 | あり(疾病で分ける) | 後ろ向き | オッズ比 | 中 |
| 横断研究 | なし(同時点で観察) | 一時点 | 有病率 | 低い |
| 症例報告・症例集積 | なし | 記述のみ | — | 最も低い |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。