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理由で解く 柔道整復師
「線維素」とはフィブリンの日本語名です。線維素溶解(線溶)はプラスミンがフィブリンを分解して血栓を溶かす仕組みなので、分解されるのは 3 のフィブリンです。
止血では、まず血小板血栓ができ、続いて凝固カスケードによりプロトロンビンからトロンビンが生じ、トロンビンがフィブリノゲンをフィブリンに変えて網を張ります。この網は第 XIII 因子で架橋され安定化フィブリンになります。血管が修復されると、組織プラスミノゲンアクチベータ(t-PA)やウロキナーゼがプラスミノゲンをプラスミンに変え、プラスミンがフィブリンを切断して不要になった血栓を溶かします。このとき生じる分解産物が FDP で、架橋部分に由来する D-ダイマーは血栓症の指標として測定されます。線溶系はプラスミン(切る側=酵素)とフィブリン(切られる側=基質)の関係で押さえましょう。トロンビンも切る側ですが凝固系の酵素なので、線溶で分解される側ではありません。
| 凝固系 | 線溶系 | |
|---|---|---|
| 前駆体 | プロトロンビン/フィブリノゲン | プラスミノゲン |
| 活性型酵素 | トロンビン | プラスミン |
| 作用 | フィブリンを作る | フィブリンを分解する |
| 産物 | 安定化フィブリン | FDP・D-ダイマー |
| 活性化因子 | 組織因子・第 XII 因子など | t-PA・ウロキナーゼ |
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