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理由で解く 柔道整復師
副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)はペプチドホルモンで水に溶けやすく、結合蛋白を必要とせずそのまま血漿中を運ばれます。他の3つは脂溶性で、血中では運搬蛋白と結合しています。
ホルモンの血中輸送は「水に溶けるか、油に溶けるか」で決まります。ペプチド・蛋白質ホルモンやカテコールアミンは水溶性なので、血漿にそのまま溶けて標的細胞まで届き、細胞膜表面の受容体に結合します。半減期は数分と短く、必要なときに素早く出して素早く消す調節に向いています。一方、ステロイドホルモン・甲状腺ホルモン・ビタミンD(活性型は事実上ステロイドホルモンとして働きます)は脂溶性で、そのままでは血漿に溶けにくく、腎臓から漏れ出てしまいます。そこで専用の結合蛋白やアルブミンに乗って運ばれ、これが貯蔵庫の役割も果たすため半減期が長くなります。ここで大切なのは、結合型は不活性で、遊離型(フリー)だけが細胞内に入って作用するという点です。甲状腺機能の評価に遊離T4(FT4)を測るのは、この理屈によります。
| ホルモン | 性質 | 血中の運搬形態 | 受容体の位置 |
|---|---|---|---|
| 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH) | ペプチド/水溶性 | 結合蛋白なし(そのまま溶ける) | 細胞膜 |
| ビタミンD | 脂溶性 | ビタミンD結合蛋白(DBP) | 細胞内(核内) |
| エストロゲン | ステロイド/脂溶性 | SHBG、アルブミン | 細胞内(核内) |
| 甲状腺ホルモン(T3・T4) | 脂溶性 | TBGなど(99%以上が結合型) | 細胞内(核内) |
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