学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §28 膝関節半月板損傷の診察 / QJ29A026
理由で解く 柔道整復師
半月板損傷を評価するのはマックマレーテストである。膝を曲げ伸ばししながら下腿を回旋させ、損傷部を大腿骨と脛骨の間に挟み込んで疼痛やクリックを誘発する。
マックマレーテストは、背臥位で股関節・膝関節を十分に屈曲させたところから、下腿を外旋させながら伸展すると内側半月板が、内旋させながら伸展すると外側半月板が大腿骨顆部と脛骨関節面の間に挟まれる仕組みを利用する。該当する関節裂隙に疼痛やクリックが生じれば陽性である。半月板損傷ではこのほか、腹臥位で膝を90度屈曲し踵から軸圧を加えて回旋するアプレー圧迫テスト、関節裂隙の限局した圧痛、ロッキングやキャッチングといった症状を組み合わせて判断する。膝の徒手検査は数が多く混乱しやすいが、「どの組織を狙った検査か」で束ねて覚えると取り違えない。
| 狙う組織 | 代表的な検査 | 陽性所見 |
|---|---|---|
| 半月板 | マックマレー、アプレー圧迫 | 関節裂隙の疼痛・クリック |
| 前十字靱帯 | ラックマン、前方引き出し、ピボットシフト | 脛骨の前方移動、終末感の消失、亜脱臼の整復現象 |
| 後十字靱帯 | 後方引き出し、サグサイン、グラビティー | 脛骨近位の後方落ち込み |
| 側副靱帯 | 外反・内反ストレス | 関節裂隙の開大 |
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