学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §26 膝関節側副靱帯損傷の診察 / QJ28A023
理由で解く 柔道整復師
膝関節内側側副靱帯(MCL)損傷では、靱帯の走行に一致して内側に限局した圧痛を認める。これが診断の出発点になる。
MCLは大腿骨内側上顆から脛骨内側面へ張り、膝の外反と下腿外旋を制動する。受傷機転は膝の外反+下腿外旋の強制で、接触プレーで膝の外側から力を受けた場合やスキーでの転倒が典型である。診察では大腿骨内側上顆付近、関節裂隙、脛骨付着部を順に押して圧痛の局在をとらえ、続いて外反ストレステストで動揺性の程度(I〜III度)を評価する。損傷部位が近位か遠位かで固定範囲の考え方も変わるため、圧痛点の高さを丁寧に記録しておくとよい。
| 内側側副靱帯(MCL) | 外側側副靱帯(LCL) | |
|---|---|---|
| 制動する動き | 膝の外反・下腿外旋 | 膝の内反 |
| 受傷機転 | 外反+下腿外旋の強制 | 内反の強制 |
| 圧痛の部位 | 膝内側(内側上顆〜脛骨内側) | 膝外側(外側上顆〜腓骨頭) |
| 誘発テスト | 外反ストレステスト | 内反ストレステスト |
| 出現する動揺性 | 外反動揺性 | 内反動揺性 |
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