学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 運動学 ▸ §4 頭・頸部、四肢と体幹の運動(筋の作用および神経支配を含む) / QJ27A091
理由で解く 柔道整復師
大腿骨から起始するのは腓腹筋である。長腓骨筋・短腓骨筋は腓骨から、ヒラメ筋は腓骨頭と脛骨から起こる。
下腿の筋は「どの骨から起こるか」で、膝関節をまたぐかどうかが決まる。腓腹筋は大腿骨の内側顆・外側顆の後面から内側頭・外側頭の2頭で起こり、ヒラメ筋と合流してアキレス腱となり踵骨隆起に停止する。大腿骨から起こるため膝関節と足関節の両方をまたぐ二関節筋で、膝屈曲と足関節底屈の両方に働き、膝を伸ばした立位で最も力を発揮する。一方ヒラメ筋は腓骨頭・腓骨後面上部と脛骨のヒラメ筋線から起こる単関節筋で、膝の角度に関係なく底屈に働き、立位保持を支える抗重力筋として持久的に活動する。長腓骨筋・短腓骨筋はいずれも腓骨の外側面から起こり、外果の後方を通って足の外反と底屈に働く(ともに浅腓骨神経支配)。「大腿骨から起こる下腿の筋は腓腹筋(および膝窩筋・足底筋)」とまとめて覚えておくと即答できる。
| 筋 | 起始 | 停止 | またぐ関節 | 支配神経 |
|---|---|---|---|---|
| 腓腹筋 | 大腿骨内側顆・外側顆 | 踵骨隆起(アキレス腱) | 膝+足 | 脛骨神経 |
| ヒラメ筋 | 腓骨頭・腓骨後面上部、脛骨ヒラメ筋線 | 踵骨隆起(アキレス腱) | 足のみ | 脛骨神経 |
| 長腓骨筋 | 腓骨頭・腓骨外側面上方2/3 | 内側楔状骨・第1中足骨底 | 足のみ | 浅腓骨神経 |
| 短腓骨筋 | 腓骨外側面下方1/2 | 第5中足骨粗面 | 足のみ | 浅腓骨神経 |
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