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理由で解く 柔道整復師
血漿膠質浸透圧への影響が最も大きいのはアルブミンである。血漿蛋白の中で量が多く、しかも分子量が小さいため分子数が最も多くなる。
膠質浸透圧とは、毛細血管壁を通り抜けられない血漿蛋白が生み出す浸透圧のことで、およそ25mmHgである。浸透圧は溶質の「分子の数」で決まるので、血漿蛋白の約60%を占め、分子量が約66,000と比較的小さいアルブミンが全体の約80%を担うことになる。この圧は毛細血管で間質から水を血管内へ引き戻す力として働き、血圧に由来する静水圧との差し引きでろ過と再吸収のバランスが決まる(スターリングの法則)。したがって肝硬変やネフローゼ症候群でアルブミンが減ると水を引き戻せなくなり、間質に水が溜まって浮腫を生じる。低アルブミン血症と浮腫が結びつく理由まで押さえておくと、臨床系の科目にもそのまま使える。
| 成分 | 毛細血管壁の通過 | 膠質浸透圧への寄与 | 備考 |
|---|---|---|---|
| アルブミン | 通れない | 最大(約80%) | 血漿蛋白の約60%、分子量約66,000 |
| グロブリン | 通れない | 小さい | 分子量が大きく分子数が少ない |
| ナトリウム | 通過する | 寄与しない | 血漿全体の浸透圧の主役 |
| グルコース | 通過する | 寄与しない | 高血糖時は血漿浸透圧を上げる |
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