学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / リハビリテーション医学 ▸ §1 リハビリテーションの概念と歴史 / QJ25P011
理由で解く 柔道整復師
リハビリテーションは病気そのものを治すことではなく、残された能力を最大限に活かして生活と社会的役割を取り戻すための働きかけです。したがって「病気の治癒」だけが目的から外れます。
医療には「治す(cure)」と「支える・活かす(care/rehabilitation)」という2つの柱があります。疾患そのものの治癒を目指すのは薬物療法や手術など治療の役割で、リハビリテーションは治療と並行しながら、残った機能障害を軽くし、生活動作を再建し、職場復帰や経済的自立といった社会参加の回復までを射程に入れます。語源はラテン語の re(再び)+ habilis(ふさわしい)で、「再びふさわしい状態にする」=全人間的復権を意味します。ここが重要な点で、たとえ病気が治癒しなくても——後遺症が残る場合や進行性疾患であっても——リハビリテーションは成立します。「治らなければ意味がない」という思い込みを外せる問題です。
| 選択肢 | 位置づけ | リハビリテーションの目的か |
|---|---|---|
| 病気の治癒 | 治療(cure)が担う目標 | ×(本問の答え) |
| 機能障害の軽減 | 心身機能・身体構造へのアプローチ | ○ |
| 復職 | 参加(社会的役割)の回復 | ○ |
| 経済的自立 | 参加・QOLの回復 | ○ |
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