学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §42 一般臨床医学 / QJ25A013
理由で解く 柔道整復師
開かれた質問(open question)は、答え方も内容も相手に委ねる質問です。「どうなさいましたか」は話題も長さも患者が決められるため、選択肢の中で最も開かれています。答えは2です。
医療面接の基本の流れは、まず開かれた質問で患者に自由に語ってもらい、話が出そろったところで閉じた質問により細部を詰めていく「オープンからクローズドへ」という順序です。開かれた質問は得られる情報量が多く、患者が本当に困っていること、受診を決めた動機、生活上の支障といった、聞き手が想定していなかった訴えを拾えます。同時に、さえぎらずに聴いてもらえたという体験そのものが信頼関係の土台になります。逆に最初から閉じた質問を並べると、面接は速く進みますが、枠の外にある大事な訴えを取りこぼしやすくなります。中間に位置するのが焦点型(半開放)の質問で、話題は絞りつつ、その中では自由に述べてもらう形式です。
| 質問の型 | 例 | 答えの自由度 | 使いどころ |
|---|---|---|---|
| 開かれた質問 | どうなさいましたか | 高い(内容も長さも自由) | 面接の冒頭、訴えを引き出す |
| 焦点型(半開放) | どのようなしびれですか | 中(話題は限定) | 症状の性状を深める |
| 閉じた質問 | 発熱はいつからですか/痒いのはどこですか | 低い(一語・はい/いいえ) | 事実の確定、鑑別の絞り込み |
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