学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 一般臨床医学 ▸ §8 診察各論 感覚検査 / QJ24P030
理由で解く 柔道整復師
2点識別覚は複合感覚(皮質性感覚)。入ってきた感覚情報を大脳皮質頭頂葉で統合して初めて判定できる感覚である。
感覚は3群に整理する。表在感覚は皮膚で受ける触覚・痛覚・温度覚、深部感覚は筋・腱・関節・骨膜で受ける位置覚・運動覚・振動覚・深部痛覚、複合感覚はそれらの情報を頭頂葉(感覚連合野)で統合して意味づけする感覚である。複合感覚には2点識別覚のほか、立体覚(手のなかの物を触って言い当てる)、皮膚書字覚、局在覚、二点同時刺激識別などがある。統合の段階で成り立つ感覚なので、複合感覚の障害を評価するには、まず表在感覚と深部感覚が保たれていることを確認してから行う。表在・深部が正常なのに複合感覚だけ障害されていれば、頭頂葉の病変を疑う。
| 分類 | 感覚 | 受容の場・中枢 |
|---|---|---|
| 表在感覚 | 触覚、痛覚、温度覚 | 皮膚 |
| 深部感覚 | 位置覚、運動覚、振動覚、深部痛覚 | 筋・腱・関節・骨膜 |
| 複合感覚 | 2点識別覚、立体覚、皮膚書字覚、局在覚 | 大脳皮質頭頂葉での統合 |
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