学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 病理学概論 ▸ §3 病因 / QJ24A097
理由で解く 柔道整復師
病因は内因と外因に大別される。免疫は生体がもともと備えている防御機構であり、その過不足がそのまま病気の成り立ちに関わるため内因に属する。
内因とは、その人自身が持っている「病気のかかりやすさ・かかりにくさ」を決める体の内側の条件である。具体的には素因(年齢・性・人種)、遺伝素因、内分泌、免疫・アレルギーが含まれる。一方の外因は体の外から働きかけるもので、栄養的因子(栄養素の不足・過剰)、物理的因子(温度・圧力・放射線・外力)、化学的因子(毒物・薬物・環境化学物質)、生物学的因子(細菌・ウイルス・寄生虫)に整理される。判断に迷ったら「これは体の外から入ってくるものか、もともと体の中にあるものか」と一度自問するとよい。実際の疾病は内因と外因が組み合わさって発生することがほとんどで、同じ病原体に曝露しても発症する人としない人がいるのは内因の違いによる。
| 区分 | 下位分類 | 具体例 |
|---|---|---|
| 内因 | 素因 | 年齢、性、人種 |
| 遺伝素因 | 遺伝子異常、染色体異常 | |
| 内分泌 | ホルモン分泌の過剰・不足 | |
| 免疫 | 免疫不全、アレルギー、自己免疫 | |
| 外因 | 栄養的因子 | 栄養障害、ビタミン欠乏、過栄養 |
| 物理的因子 | 外力、温度、放射線、気圧、電流 | |
| 化学的因子 | 毒物、薬物、内分泌かく乱物質 | |
| 生物学的因子 | 細菌、ウイルス、真菌、寄生虫 |
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