学習トップ教科書ドリル 生理学第15章 ▸ C. バイオリズム / Q15C006

教科書ドリル 生理学

Q15C006 身体活動協調

問題

ジェットラグ(時差ぼけ)について正しい記述はどれか。

選択肢
1単なる睡眠不足であり、体内のホルモンリズムは影響を受けない。
2睡眠-覚醒リズムと自律神経・内分泌機能のリズムが別々に調整される過程でズレが生じて起こる。
3交代勤務とは異なるメカニズムで生じる。
4体内リズム適応には通常1〜2時間で十分である。
解答
正解2
解説

ジェットラグは、時差のある地域へ急に到着した際、現地時間に合わせて睡眠-覚醒リズムを強制的に同調させる一方で、自律神経系・内分泌系で生じる周期的変動は別速度で再調整されるため、両者の位相がずれる期間に胃腸障害・睡眠障害・倦怠感などの不調が起こる現象である(選択肢2正解)。単なる睡眠不足ではなく、複数のリズム系の非同期化による(選択肢1誤り)。適応には個人差があるが通常3〜5日を要する(選択肢4誤り)。日勤・夜勤交代制(shift work)も同様のメカニズムで生じる(選択肢3誤り)。治療は光療法(高照度光照射で位相同調)、メラトニン製剤・ラメルテオン(MT1/MT2作動薬)投与が用いられる。東行きフライト(位相前進要求)の方が西行き(位相後退)より困難。

解説画像
ジェットラグ(時差ぼけ)について正しい記述はどれか。 解説図
ジェットラグ(時差ぼけ)について正しい記述はどれか。
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