学習トップ教科書ドリル 生理学第13章 ▸ H. 視覚 / Q13H001

教科書ドリル 生理学

Q13H001 感覚

問題

眼球の構造と機能に関する記述として**誤っている**のはどれか。

選択肢
1角膜は強膜よりも強く弯曲しており、水晶体とともに光を屈折させる屈折系として働く。
2虹彩は水晶体の前方に張り出す膜状組織で、中央の開口部が瞳孔であり、眼内に入る光量を調節する。
3脈絡膜は強膜と網膜の間にある組織で、血管とメラニンに富む。
4硝子体は毛様体から分泌される眼房水で満たされた小さな腔であり、眼房とも呼ばれる。
解答
正解4
解説

眼球壁は外膜(角膜・強膜)、中膜=ぶどう膜(虹彩・毛様体・脈絡膜)、内膜(網膜)の3層に分けられる。
- **角膜**は直径約10〜12mm、厚さ約1mmのコンタクトレンズ状の透明膜で、強膜より強く弯曲しており、水晶体とともに屈折系を構成する(選択肢1は正しい)。角膜には感覚神経が豊富に分布する。
- **虹彩**は水晶体の前方に伸びる膜状組織で、瞳孔括約筋と瞳孔散大筋を含み、中央の開口部=瞳孔の径を変えて光量を調節する(選択肢2は正しい)。
- **脈絡膜**は強膜と網膜の間にあり、血管とメラニンに富む(選択肢3は正しい)。
- **硝子体**は眼球内の大部分を占める透明なゼリー状物質で、ゲル状の固定構造をもつ。これに対して**眼房**は角膜の後、水晶体の前にある小腔で、毛様体から分泌される**眼房水**で満たされる(選択肢4は硝子体と眼房の説明を取り違えており**誤り**)。眼房水は隅角から流出し、その産生・流出のバランスが眼圧を決める。

解説画像
眼球の構造と機能に関する記述として**誤っている**のはどれか。 解説図
眼球の構造と機能に関する記述として**誤っている**のはどれか。
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