学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第13章 ▸ F. 聴覚 / Q13F005
教科書ドリル 生理学
鼓膜で受けた振動が内耳に伝わる過程における**耳小骨の配列順(音伝導順)**として正しいのはどれか。
中耳の含気腔(鼓室)に連なる3つの耳小骨は、鼓膜側から内耳側に向かって**ツチ骨→キヌタ骨→アブミ骨**の順で連結している。ツチ骨の柄は鼓膜の内面に付着し、鼓膜振動を最初に受けてキヌタ骨に伝える。キヌタ骨はテコの支点となり、その長脚がアブミ骨に連絡する。アブミ骨の底(foot plate)は内耳の入口である**前庭窓(卵円窓)**の膜を振動させ、前庭階の外リンパを介して内耳に振動を伝達する。鼓膜と前庭窓膜の面積比が**約15:1**であり、さらに耳小骨のてこ要素(ツチ骨柄とキヌタ骨長脚の長さの比=**1.3:1**)が加わることで、前庭窓には鼓膜より**約20倍(15×1.3)**の音圧が加わる仕組みとなる。

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