学習トップ教科書ドリル 生理学第13章 ▸ B. 体性感覚 / Q13B018

教科書ドリル 生理学

Q13B018 感覚

問題

手足・後頭部・体幹の深部感覚や識別性触覚(精細な触圧覚)の情報を伝える上行性の伝導路で、脊髄後索を同側性に上行して延髄の後索核(薄束核・楔状束核)で二次ニューロンに中継し、そこから内側毛帯として交叉して反対側の視床に達する経路を何というか。

解答
正解後索-内側毛帯路
解説

後索-内側毛帯路は、精細な触圧覚(識別性触覚:二点弁別・物の形態認知)・深部感覚(位置覚・運動覚・振動覚)を大脳皮質に伝える主経路である。一次ニューロンの細胞体は脊髄神経節(後根神経節)にあり、中枢突起は後根から脊髄後索に入り同側性に上行、延髄下部の後索核(下肢=薄束核、上肢=楔状束核)でシナプスを形成する。二次ニューロンの軸索はここで交叉(内側毛帯交叉、延髄交叉)して対側の内側毛帯を形成し視床後外側腹側核(VPL)に達する。三次ニューロンは視床から大脳皮質の体性感覚野(中心後回)に投射する。この路の障害では同側の深部感覚・精細触圧覚の低下がみられる(Brown-Séquard症候群の同側所見)。ビタミンB12欠乏による亜急性連合性脊髄変性症や脊髄癆では選択的に後索が障害され、Romberg徴候陽性・振動覚低下が早期に現れる。

解説画像
手足・後頭部・体幹の深部感覚や識別性触覚(精細な触圧覚)の情報を伝える上行性の伝導路で、脊髄後索を同側性に上行して延髄の後索核(薄束核・楔状束核)で二次ニューロンに中継し、そこから内側毛帯として交叉して反対側の視床に達する経路を何というか。 解説図
手足・後頭部・体幹の深部感覚や識別性触覚(精細な触圧覚)の情報を伝える上行性の伝導路で、脊髄後索を同側性に上行して延髄の後索核(薄束核・楔状束核)で二次ニューロンに中継し、そこから内側毛帯として交叉して反対側の視床に達する経路を何というか。
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