学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第13章 ▸ B. 体性感覚 / Q13B006
教科書ドリル 生理学
皮膚の温度感覚を担う受容器は特定の受容器構造を持たない自由神経終末である。皮膚温が30〜42℃の範囲で低下するとき、冷受容器の発射頻度は( ① )し、温受容器の発射頻度は( ② )する。また温度感覚を伝える求心線維は、冷覚や速い痛みを担う細い有髄の( ③ )線維、および温覚や遅い鈍痛を担うさらに細い無髄の( ④ )線維である。
温度受容器は温受容器と冷受容器の2系統があり、いずれも被膜のない自由神経終末である。無関温度域(33℃前後)では両系統が一定頻度で発射しているが、30〜42℃の範囲で皮膚温が低下すると冷受容器のインパルスが増加し温受容器のインパルスが減少する。逆に温度上昇時は温受容器の発射が増加する。冷覚はAδ線維(細い有髄、速い)で、温覚はC線維(さらに細い無髄、遅い)で主に伝えられ、速度の違いが一次痛(素早いピリッとした痛み/Aδ)と二次痛(遅く鈍い灼熱痛/C)の差に対応する。分子基盤としてはTRPM8(冷・メントール)、TRPV1(温・熱痛・カプサイシン)などのTRP型イオンチャネルが温度依存的に開口する。

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