学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ B-a. 脊髄レベルでの調節 / Q12Ba005

教科書ドリル 生理学

Q12Ba005 運動

問題

伸張反射において、求心性情報(筋紡錘)と遠心性指令(α運動ニューロン)との間で脊髄内の興奮性シナプスが1個のみ介在する反射様式を何というか。

解答
正解単シナプス反射
解説

中枢神経系内でシナプスを1個しか介さない反射を単シナプス反射といい、ヒトの脊髄反射で単シナプス反射として成立するのは伸張反射(腱反射)のみである。求心路Ia群線維から脊髄前角α運動ニューロンへ直接興奮性シナプスを介するため、潜時は最短(数ミリ秒〜20-30ミリ秒のH波相当)となる。屈曲反射・交叉性伸展反射・拮抗抑制(Ia抑制)・自原抑制(Ib抑制)・皮膚反射・長脊髄反射はいずれも介在ニューロンを1個以上介するため多シナプス反射に分類される。「単シナプス=伸張反射だけ」という鉄則は、脊髄反射の分類問題の根幹である。

解説画像
伸張反射において、求心性情報(筋紡錘)と遠心性指令(α運動ニューロン)との間で脊髄内の興奮性シナプスが1個のみ介在する反射様式を何というか。 解説図
伸張反射において、求心性情報(筋紡錘)と遠心性指令(α運動ニューロン)との間で脊髄内の興奮性シナプスが1個のみ介在する反射様式を何というか。
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