学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ A. 骨格筋の神経支配 / Q12A017

教科書ドリル 生理学

Q12A017 運動

問題

随意運動の際、上位中枢からの指令によってα運動ニューロンとγ運動ニューロンが同時に興奮(あるいは同時に抑制)され、筋の収縮中も筋紡錘からのIa群求心線維の活動が維持されるようにする協調機構を何というか。

解答
正解α-γ連関(α-γ協同活動)
解説

α運動NRのみが興奮して錘外筋が短縮すると、並列配置の筋紡錘も弛緩してIa求心発射が停止し、収縮中の筋長情報が中枢に届かなくなる。α-γ連関では、α運動NRの興奮と同時にγ運動NRも興奮して錘内筋線維の両端を短縮させ、筋紡錘中央部の張力を保つことでIa求心発射を維持する。これにより随意収縮中も筋紡錘の感度が保たれ、予期せぬ負荷変化(たとえば持ち上げた物の重さが予想より重い場合)に対してIa経由の伸張反射が即座に補正的筋収縮を生じて随意運動を補助する。除脳固縮(=γ固縮)では、γ運動NRの持続亢進→筋紡錘興奮→Ia→α亢進というループにより四肢が伸展位で強い筋緊張を示す(Sherringtonの古典的機序)。

解説画像
随意運動の際、上位中枢からの指令によってα運動ニューロンとγ運動ニューロンが同時に興奮(あるいは同時に抑制)され、筋の収縮中も筋紡錘からのIa群求心線維の活動が維持されるようにする協調機構を何というか。 解説図
随意運動の際、上位中枢からの指令によってα運動ニューロンとγ運動ニューロンが同時に興奮(あるいは同時に抑制)され、筋の収縮中も筋紡錘からのIa群求心線維の活動が維持されるようにする協調機構を何というか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで教科書ドリル 生理学
App Store入手