学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ A. 骨格筋の神経支配 / Q12A009

教科書ドリル 生理学

Q12A009 運動

問題

神経筋接合部の興奮伝達に関する次の文の空欄を埋めよ。
運動ニューロンの神経終末に活動電位が到達すると、シナプス小胞内の( ① )がシナプス間隙に放出される。これが筋細胞膜上の( ② )型アセチルコリン受容体に結合すると、イオン透過性が増大して終板部筋細胞膜に脱分極すなわち( ③ )が生じる。この電位が閾値に達すると筋細胞に活動電位が発生し、( ④ )を介して筋収縮が起こる。シナプス間隙に放出された伝達物質は酵素( ⑤ )により速やかに分解される。

解答
正解①アセチルコリン(ACh) ②ニコチン(Nm/筋型) ③終板電位(EPP, end plate potential) ④興奮収縮連関 ⑤アセチルコリンエステラーゼ(AChE)
解説

NMJでの興奮伝達のカスケード:神経終末への活動電位到達→電位依存性Ca²⁺チャネル開口→ACh小胞の開口放出→シナプス間隙のACh拡散→筋側の筋型ニコチン性AChR(Nm型、α2βγδの5量体)に結合→Na⁺主体の陽イオン流入→終板電位→周辺の筋細胞膜で活動電位発生→興奮収縮連関(T小管脱分極→DHPR/RyR→筋小胞体からのCa²⁺放出→トロポニン結合→アクチン・ミオシン滑り込み)→収縮。過剰なAChはAChEで即座に分解されて伝達が終結する。筋型Nm受容体は自律神経節のNn受容体とサブタイプが異なり、クラーレ(競合的遮断)やベクロニウム(非脱分極性筋弛緩薬)の標的となる。MGではこの終板AChRが自己抗体で減少・破壊され終板電位振幅が低下、反復刺激試験でwaning(漸減現象)が観察される。

解説画像
神経筋接合部の興奮伝達に関する次の文の空欄を埋めよ。 運動ニューロンの神経終末に活動電位が到達すると、シナプス小胞内の( ① )がシナプス間隙に放出される。これが筋細胞膜上の( ② )型アセチルコリン受容体に結合すると、イオン透過性が増大して終板部筋細胞膜に脱分極すなわち( ③ )が生じる。この電位が閾値に達すると筋細胞に活動電位が発生し、( ④ )を介して筋収縮が起こる。シナプス間隙に放出された伝達物質は酵素( ⑤ )により速やかに分解される。 解説図
神経筋接合部の興奮伝達に関する次の文の空欄を埋めよ。 運動ニューロンの神経終末に活動電位が到達すると、シナプス小胞内の( ① )がシナプス間隙に放出される。これが筋細胞膜上の( ② )型アセチルコリン受容体に結合すると、イオン透過性が増大して終板部筋細胞膜に脱分極すなわち( ③ )が生じる。この電位が閾値に達すると筋細胞に活動電位が発生し、( ④ )を介して筋収縮が起こる。シナプス間隙に放出された伝達物質は酵素( ⑤ )により速やかに分解される。
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