学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ A. 骨格筋の神経支配 / Q12A003

教科書ドリル 生理学

Q12A003 運動

問題

脊髄前角あるいは脳幹に細胞体を持ち、太い軸索を通じて錘外筋線維を支配し、骨格筋の収縮と弛緩を直接起こす大型の下位運動ニューロンを何というか。

解答
正解α運動ニューロン
解説

α運動ニューロンは脊髄前角(または脳幹の運動核)に起始し、軸索は脊髄神経および一部の脳神経(動眼・滑車・三叉・外転・顔面・舌咽・迷走・副・舌下)を通って骨格筋に至り、錘外筋線維に終末を作る。細胞体が比較的大きく軸索も太い(Aα線維、70〜120m/s)ため「大型運動ニューロン」とも呼ばれ、臨床では下位運動ニューロン(LMN; lower motor neuron)の実体である。ALS・脊髄性筋萎縮症・ポリオなどでα運動NRが変性すると、支配筋に弛緩性麻痺・筋萎縮・線維束性攣縮・深部反射消失が生じる。上位運動ニューロン(UMN=錐体路ニューロン)とは対照的な臨床像を示す。

解説画像
脊髄前角あるいは脳幹に細胞体を持ち、太い軸索を通じて錘外筋線維を支配し、骨格筋の収縮と弛緩を直接起こす大型の下位運動ニューロンを何というか。 解説図
脊髄前角あるいは脳幹に細胞体を持ち、太い軸索を通じて錘外筋線維を支配し、骨格筋の収縮と弛緩を直接起こす大型の下位運動ニューロンを何というか。
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