学習トップ教科書ドリル 生理学第11章 ▸ C. 筋のエネルギー供給 / Q11C006

教科書ドリル 生理学

Q11C006 筋

問題

クレアチンリン酸とローマン反応に関する記述として誤っているのはどれか。

選択肢
1クレアチンリン酸はATPと同じく高エネルギーリン酸結合を持つ。
2ローマン反応は酸素がなくても進行する。
3筋の静止時には反応が右に進んでクレアチンリン酸が消費される。
4クレアチンリン酸の筋内貯蔵は、およそ10秒程度の運動を賄える量である。
解答
正解3
解説

1. 正しい。ATPとCPはともに高エネルギーリン酸結合を持ち、CPはATPの「バックアップ電池」として機能する。
2. 正しい。ローマン反応は酵素(クレアチンキナーゼ)によるリン酸基の転移反応で、O₂を必要としない。
3. 誤り。静止時には内呼吸(有気的代謝)でATPが十分供給されるため、反応は「左」に進んで、消費されたCPが再生される。右に進むのは収縮でATPが消費された時である。
4. 正しい。筋線維内のCP貯蔵量は運動をおよそ10秒間支える程度で、これ以降は解糖系が主役となる。

**ポイント**: 反応方向「収縮(ATP消費)=右→ATP再生」「静止(ATP余剰)=左→CP再生」を可逆平衡のイメージで覚える。

解説画像
クレアチンリン酸とローマン反応に関する記述として誤っているのはどれか。 解説図
クレアチンリン酸とローマン反応に関する記述として誤っているのはどれか。
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