学習トップ教科書ドリル 生理学第11章 ▸ C. 筋のエネルギー供給 / Q11C005

教科書ドリル 生理学

Q11C005 筋

問題

ADPがクレアチンリン酸からリン酸基を受け取ってATPを再生する反応を何というか。反応式とともに、酸素要否と筋線維内での持続時間のおよその目安を答えよ。

解答
正解反応名: ローマン反応 / 反応式: ADP + クレアチンリン酸 ⇌ ATP + クレアチン / 酸素要否: 不要(無酸素下でも進行) / 持続時間: 約10秒程度の運動を賄える
解説

クレアチンリン酸(CP)はATPと同じ高エネルギーリン酸結合を持ち、筋の貯蔵型「高エネルギーリン酸結合」として機能する。収縮時にATPが消費されるとローマン反応は右に進んでATPを再生、静止時には内呼吸(有気的代謝)でATPが補給されるため反応は左に進んでCPを再生する。CP系はATP直接分解に次ぐ「第2の即時供給系」で、酸素不要・反応速度が速いため、瞬発的運動の初期10秒程度を担う。臨床ではクレアチンキナーゼ(CK)が血中に漏れると心筋梗塞/横紋筋融解症/筋ジストロフィー/多発性筋炎の指標となる。

解説画像
ADPがクレアチンリン酸からリン酸基を受け取ってATPを再生する反応を何というか。反応式とともに、酸素要否と筋線維内での持続時間のおよその目安を答えよ。 解説図
ADPがクレアチンリン酸からリン酸基を受け取ってATPを再生する反応を何というか。反応式とともに、酸素要否と筋線維内での持続時間のおよその目安を答えよ。
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