学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第10章 ▸ J. 視床下部 / Q10J015
教科書ドリル 生理学
視床下部と大脳辺縁系が関与する「防衛反応」(緊急事態における一連の自律反応)に含まれる変化として正しい組み合わせはどれか。
防衛反応(defense reaction)は、緊急時の逃避や闘争に直結する全身的な自律反応で、交感神経系優位のパターンをとる。具体的には瞳孔散大(視野確保)、立毛、呼吸の亢進、血圧上昇、腸運動と腸血流の低下、骨格筋血流の増加、発汗増加、心拍数増加などが一連で生じる。これらは視床下部で統合され、さらに大脳辺縁系(扁桃体など)が上位から支配・修飾する。選択肢1・3・4はいずれも副交感優位側の変化(瞳孔縮小・心拍数低下・消化液分泌・腸血流増加など)を含んでおり、防衛反応のパターンと逆である。したがって正答は2。「緊急時は戦うか逃げるか=交感優位」と整理しておく。

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。