学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第10章 ▸ J. 視床下部 / Q10J004
教科書ドリル 生理学
本能行動(生存のために自動的に起こる行動)の発現と、これに伴う自律機能調節の中心的中枢はどれか。
「ある状況下で生存に必要な行動が自動的に発現する」のが本能行動であり、代表的には摂食・飲水・性行動が挙げられる。本能行動と情動行動(怒り・不安など)の発現には視床下部が中心的に関与し、同時にそれらに伴う瞳孔散大・血圧変動・発汗・消化管運動の変化といった自律機能の総合的変化も視床下部で統合される(防衛反応はその典型)。さらに上位には大脳辺縁系(扁桃体・海馬・帯状回など)があり、視床下部統合中枢を上から支配・修飾する。小脳は運動の協調・平衡(選択肢1は誤り)、視床は感覚中継(選択肢2は誤り)、延髄は呼吸・循環・嚥下・嘔吐といった個別の自律反射中枢(選択肢4は誤り)であり、本能行動と自律機能の総合的調節の場ではない。

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