学習トップ教科書ドリル 生理学第10章 ▸ B. 神経線維の興奮伝導 / Q10B005

教科書ドリル 生理学

Q10B005 神経

問題

活動電位について正しいのはどれか。

選択肢
1刺激が閾値を越えても活動電位の大きさは刺激強度に比例して増減する。
2脱分極相ではK⁺が細胞外へ流出して膜電位が上昇する。
3脱分極が閾値(閾膜電位)に達すると、電位依存性Na⁺チャネルが開口してNa⁺が細胞内へ流入する。
4活動電位持続中はずっと興奮しやすい状態が続き、重ね打ちが容易である。
解答
正解3
解説

活動電位は、脱分極が閾値(閾膜電位)を越えた時点で電位依存性Na⁺チャネルが一斉に開口し、細胞外に多く存在するNa⁺が濃度勾配と電気的勾配の両方に沿って細胞内へ流入することで発生する。この結果、膜電位は急峻に+30〜+40mV付近まで上昇する(オーバーシュート)。活動電位は閾値を越えた刺激に対して常に一定の大きさ・波形で発生する(全か無の法則)ため、1のように刺激強度に比例して大きさが変わることはない。脱分極相の主役はNa⁺流入であって、K⁺流出は再分極相の現象であるから2は誤り。活動電位の上昇相と下降相の大部分では絶対不応期にあり、新たな興奮は起こせないので4も誤り。

解説画像
活動電位について正しいのはどれか。 解説図
活動電位について正しいのはどれか。
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