学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第9章 ▸ A. 生殖 / Q09A017
教科書ドリル 生理学
視床下部-下垂体-卵巣系のフィードバック調節について正しいのはどれか。
性ステロイドによるフィードバック調節は基本的に抑制的(負のFB)であり、これによりLH・FSH分泌は過剰にならないよう調整されている。ただし例外的に、排卵直前にエストロジェン濃度が一定以上の高さで一定時間持続的に上昇すると、作用様式が反転して正のFBに切り替わり、GnRHパルス頻度の増加と下垂体前葉からのLH大量放出=LHサージが引き起こされる。これが排卵を誘発する仕組みである。黄体期のプロジェステロン(+エストロジェン)は負のFBとしてLH・FSH分泌を抑制し、次の卵胞期まで排卵が起こらないよう整備する。妊娠成立時の排卵停止もこの負のFBを基礎としている。プロラクチンはむしろLH・FSHを抑制する(授乳性排卵抑制の基礎)。

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