学習トップ教科書ドリル 生理学第9章 ▸ A. 生殖 / Q09A005

教科書ドリル 生理学

Q09A005 生殖・成長と老化

問題

射精の神経機構として正しいのはどれか。

選択肢
1射精は副交感神経(骨盤神経)を介する反射である。
2射精時には交感神経遠心路が活動して精管壁と前立腺内の平滑筋に収縮反応を起こし、さらに体性運動神経を介して球海綿体筋などの陰茎横紋筋群が律動的な収縮を示す。
3射精時には内尿道括約筋が弛緩して精液の一部が膀胱に流入することが正常である。
4射精は延髄の自律中枢を介した反射である。
解答
正解2
解説

射精反射の求心路は陰茎体性感覚から腰仙髄に至る経路である。遠心路は二系統に分かれ、(i)下腹神経を含む交感遠心路は精管壁や前立腺内の平滑筋群に収縮を起こさせて精液を後部尿道へと射出し、(ii)陰部神経を経由する体性運動遠心路は球海綿体筋をはじめとする骨盤底の横紋筋を律動的に収縮させ、尿道内の精液を外尿道口から放出する。同時に交感神経の活動は内尿道括約筋を閉鎖方向に働かせるため、精液が膀胱側に逆流することは通常起こらない。よって選択肢3は誤りで、正答は2。延髄ではなく脊髄レベルの反射である(選択肢4は誤り)。

解説画像
射精の神経機構として正しいのはどれか。 解説図
射精の神経機構として正しいのはどれか。
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