学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第8章 ▸ B2. 甲状腺と副甲状腺 / Q08B2006
教科書ドリル 生理学
甲状腺ホルモン(T₃・T₄)の代表的な3つの生理作用を、「○○代謝」「○○促進」「○○機能刺激」の枠組みでそれぞれ答えよ。
甲状腺ホルモンの作用は「代謝・発育・精神」の3本柱で整理する。①物質代謝の亢進では、骨格筋・心・腎・肝など多くの臓器の酸素消費を高めて基礎代謝量(BMR)を上げ、その副次効果として産熱が増えて体温が上昇する。②発育促進ではGHの作用を助けて骨・歯の発育を支える(欠乏すると成長が止まる)。③精神機能刺激では欠乏で意欲低下・思考鈍麻、過剰で興奮性亢進を来す。加えて第4の「許容作用」(カテコールアミン効果の増強)があり、臨床的には甲状腺機能亢進で頻脈や振戦が生じる機序につながる。

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