学習トップ教科書ドリル 生理学第7章 ▸ B. 腎循環 / Q07B009

教科書ドリル 生理学

Q07B009 排泄

問題

腎血流量(RBF)と腎血漿流量(RPF)の関係について正しいのはどれか。

選択肢
1RPFはRBFより大きい。
2RBFは約1.2 L/分、RPFは約600 mL/分で、両者の差は赤血球など血球成分が占める容積(ヘマトクリット分)に由来する。
3RBFとRPFは同じ意味であり、値も同一である。
4RPFは心拍出量の約25%に相当する。
解答
正解2
解説

腎血流量(RBF)は血球を含む全血が単位時間に両腎を通過する量で約1.2-1.3 L/分、腎血漿流量(RPF)はそのうちの血漿成分のみの量で約600 mL/分(500-700 mL/分)である。ヘマトクリット(Ht)が約0.45なら血漿分率は約0.55となり、RBF×(1-Ht)≒RPFの関係が成り立つ。糸球体濾過の基質になるのは血漿なので、糸球体濾過量(GFR)の計算にはRBFではなくRPFを用い、濾過率(FF)=GFR/RPF≒0.2が導かれる。1はRBF>RPFが正しく誤り、3は両者の定義が混同されており誤り、4は心拍出量比(約25%)に当たるのはRBFでありRPFではないため誤り。

解説画像
腎血流量(RBF)と腎血漿流量(RPF)の関係について正しいのはどれか。 解説図
腎血流量(RBF)と腎血漿流量(RPF)の関係について正しいのはどれか。
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