学習トップ教科書ドリル 生理学第4章 ▸ E. 肝臓の働き / Q04E006

教科書ドリル 生理学

Q04E006 消化と吸収

問題

次の空欄に適語を入れ、さらに回路の名称とその生理的意義を簡潔に述べよ。
「肝臓は不要アミノ酸の分解で生じる有毒な( ア )を無毒な尿素に転換する。」

解答
正解(ア)=アンモニア。回路名は尿素回路(オルニチン回路)。意義は、強い神経毒性を持つアンモニアを無毒化して体外(腎)へ排泄可能にすることにある。
解説

アミノ酸の脱アミノで生じるアンモニアは中枢神経に毒性を示す。肝細胞ではオルニチン・シトルリン・アルギニンを介する反応サイクル(尿素回路)でアンモニアと二酸化炭素を取り込み尿素を生成、尿素は血流で腎へ運ばれ尿中に排泄される。肝硬変末期や劇症肝炎では尿素回路が破綻し、血中アンモニアが上昇して肝性脳症(意識障害・羽ばたき振戦)を招く。治療にはラクツロースやリファキシミンなどを用いる(教科書外の臨床接続)。

解説画像
次の空欄に適語を入れ、さらに回路の名称とその生理的意義を簡潔に述べよ。 「肝臓は不要アミノ酸の分解で生じる有毒な( ア )を無毒な尿素に転換する。」 解説図
次の空欄に適語を入れ、さらに回路の名称とその生理的意義を簡潔に述べよ。 「肝臓は不要アミノ酸の分解で生じる有毒な( ア )を無毒な尿素に転換する。」
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