学習トップ教科書ドリル 生理学第4章 ▸ B. 消化管の運動 / Q04B020

教科書ドリル 生理学

Q04B020 消化と吸収

問題

排便反射と排便の随意制御について正しい記述はどれか。

選択肢
1排便反射の中枢は延髄にある
2腰仙髄の排便中枢は通常は大脳からの促進性入力を受けている
3大脳の損傷で腰仙髄への抑制が失われると大便失禁が起こりうる
4外肛門括約筋は平滑筋のため意志では制御できない
解答
正解3
解説

腰仙髄の排便中枢は平素は大脳からの「抑制性」入力を受けて抑えられており、排便に適した状況で初めて抑制が解除されて反射が進行する。大脳や下行路が損傷されるとこの抑制が失われ、軽微な直腸伸展でも反射が発動して便失禁となる(核上性便失禁)。排便反射中枢は延髄ではなく腰仙髄であり選択肢1は誤り。選択肢2は抑制/促進の方向が逆。外肛門括約筋は横紋筋であり陰部神経により意志で制御できるため選択肢4も誤り。脊髄損傷のレベルにより自律性排便になるか核下性失禁になるかが変わる点は臨床的に重要。

解説画像
排便反射と排便の随意制御について正しい記述はどれか。 解説図
排便反射と排便の随意制御について正しい記述はどれか。
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