学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第3章 ▸ C. 呼吸運動とその調節 / Q03C032
教科書ドリル 生理学
無呼吸と深い呼吸の漸増漸減が周期的に繰り返される呼吸型で、重症心不全や脳疾患末期に見られるのはどれか。
チェーン-ストークス呼吸は、中枢の過剰な応答遅延と過剰応答によるフィードバック振動として生じる。循環に乗せてざっくり辿ると、(A)動脈血CO₂が十分下がった時期には呼吸駆動が弱まって無呼吸に近づき、(B)しばらく低換気が続くと動脈のO₂分圧が下がって頚動脈小体・大動脈小体など末梢の化学受容器が興奮し、(C)その結果として換気が急に盛り返し漸増的に深くなる。過換気期にCO₂が再び吐き出されると駆動が再度減弱するため、深い呼吸と無呼吸の周期が繰り返される。重症心不全、尿毒症、脳疾患末期、高齢者の睡眠中、高地での睡眠時などにも観察される。

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