学習トップ教科書ドリル 生理学第2章 ▸ F. 心臓の構造と働き / Q02F013

教科書ドリル 生理学

Q02F013 循環

問題

スターリングの心臓の法則の説明として正しいのはどれか。

選択肢
1心拍数が増えるほど1回拍出量が増える
2心筋が伸展されるほど収縮力が強くなる
3迷走神経刺激で心拍数が増える
4心室内圧が低下すると心拍数が増える
解答
正解2
解説

1. ✗ 心拍数増大はむしろ充満時間を短くし、1回拍出量は減ることが多い。
2. ✓ 流入血液量が増えて心筋が引き伸ばされると、その度合いに応じて発生張力が増大する。前負荷↑→1回拍出量↑の自動的適応である。
3. ✗ 迷走神経刺激は陰性変時作用で心拍数を下げる。
4. ✗ 心室内圧低下と心拍数の関係は反射(主として圧受容器反射)の文脈で、スターリングの法則とは別の機序。

**ポイント**
- スターリング曲線の上昇脚→前負荷反映、頂点を超えると心不全領域。
- 静脈還流量が増えると心拍出量が増える主機構である(機械的・細胞内Ca²⁺ハンドリングにも関わる)。

解説画像
スターリングの心臓の法則の説明として正しいのはどれか。 解説図
スターリングの心臓の法則の説明として正しいのはどれか。
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