学習トップ教科書ドリル 臨床医学総論第2章 ▸ 5. 聴診 / Q025012

教科書ドリル 臨床医学総論

Q025012 診察の方法

問題

腸雑音の所見と病態の組み合わせとして誤っているのはどれか。

選択肢
1腸雑音亢進 — 急性腸炎
2腸雑音亢進 — 腸閉塞(狭窄部上部)
3腸雑音消失 — 急性腹膜炎
4腸雑音消失 — 早期の胃腸炎
解答
正解4
解説

早期の急性胃腸炎は、炎症に伴う蠕動亢進により腸雑音はむしろ亢進する。腸雑音消失は、急性腹膜炎(腹腔内の炎症による腸管運動麻痺)や麻痺性イレウス(術後・電解質異常・薬剤性などで腸管蠕動が停止)で起こる代表的所見である。腸閉塞では、狭窄・閉塞部位より上部の腸管では蠕動が代償的に増強して腸雑音亢進(金属音を伴うこともある)となるが、時間経過で麻痺性要素が加わるとやがて消失する。

解説画像
腸雑音の所見と病態の組み合わせとして誤っているのはどれか。 解説図
腸雑音の所見と病態の組み合わせとして誤っているのはどれか。
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