学習トップ / 教科書ドリル 臨床医学各論 / 第12章 ▸ C. ベーチェット病 / Q12C010
教科書ドリル 臨床医学各論
25歳男性。半年前から口腔内に繰り返すアフタ性潰瘍があり、最近視力低下と両側陰嚢部の有痛性潰瘍、下腿伸側の結節性紅斑を認める。HLA-B51が陽性であった。最も考えられる疾患はどれか。
20〜40代男性、再発性口腔内アフタ、眼症状(視力低下)、外陰部潰瘍(陰嚢潰瘍)、皮膚症状(結節性紅斑)、HLA-B51陽性という所見はベーチェット病の4主徴+HLA関連を完全に満たす典型像である。若年男性ではぶどう膜炎・血管病変・神経病変が重症化しやすく、失明リスクが高いため早期の眼科的・内科的介入が必要となる。SLEは蝶形紅斑・ANA・ループス腎炎、シェーグレン症候群は乾燥症状と抗SS-A/SS-B、皮膚筋炎は近位筋の筋力低下とヘリオトロープ疹・ゴットロン徴候が主体で、いずれも臨床像が異なる。

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